糖尿病と診断されてしまったら

糖尿病と診断されたら

糖尿病ってどんな病気かご存知ですか?なんとなく怖い病気だというくらいの認識の方も多いと思います。
名前だけ見て、尿から糖分が多く出る病気と思われている事もありますが、それはあくまで現象の1つに過ぎません。
本当の恐ろしさは、放っておくと体の中のいろいろな臓器が不調をきたして、様々な合併症を引き起こす病気です。
この記事では、糖尿病の基礎知識と診断された場合の注意について紹介していきます。

 

そもそも糖尿病って何?

 

糖尿病とは膵臓が充分に機能しなくなってインスリンの分泌が正常に機能せず、血液中のブドウ糖が異常に高い状態の事です。
誰でも毎日の食事でコメやパンなどの炭水化物を食べれば、小腸でブドウ糖に分解され、血中に吸収されます。
それによって血糖値は高まります。
それを一定の値に保つ働きをするのが、インスリンなのです。
このインスリンの分泌や機能が不十分なために起こってしまいます。

発症したすぐは症状を感じる事はあまりありません。
ですが、のどの渇きや疲労感、多尿や頻尿などが徐々に現れてきます。
最近すぐに疲れるだとか、トイレが近くなったなどの症状を感じた時は、一度糖尿病を疑って、病院に行かれる事をオススメします。
合併症が出てからでは手遅れになってしまいます。

 

糖尿病の診断の仕方

 

糖尿病の診断は4つの項目を検査します。

  1. 空腹時の血糖値が126mg/dL以上
  2. ブドウ糖水などを飲み、それから2時間後に採取した時の血糖値が200mg/dL以上
  3. ヘモグロビンA1cが6.5%以上
  4. 食事の時間とは関係なく採取した時の血糖値が200mg/dL以上

まず、この4つのいずれかに当てはまれば「糖尿病型」と診断されます。
そして、別の日にも糖尿病型であると確認されれば「糖尿病」と診断されます。
また、1~3のいずれかと4が確認された場合は、それだけで糖尿病と診断されます。

 

糖尿病の診断を受けたらその後が大切です

 

冒頭でも説明しましたが、糖尿病は合併症が一番怖いのです。
治療をせずにそのままにしておくと、網膜剥離より起こる失明や腎臓の障害からくる透析、神経障害など合併症が引き起こします。
ですので、糖尿病の治療の目的は合併症を起こさないためのものになります。
その治療は大きく分けると、食事療法と運動療法です。
言うなれば生活習慣の改善という事になります。
症状が改善せず血糖コントロールが不十分の時に限り、薬物療法が採用されます。

食事療法はインスリンの分泌量などを考慮して、食事を管理するもので、運動療法はブドウ糖や脂肪をエネルギーに変えたり、インスリンの効き目をよくしたりするために行います。
なお、運動療法は合併症の進行具合などの影響で禁止や制限される場合があります。
食事療法も運動療法も医師の指示に従って適切に行うようにしましょう。
正しい方法で治療をすれば血糖をコントロールでき、合併症を予防できます。

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