糖尿病初期症状を見逃すな

糖尿病の初期症状

糖尿病って太っている方の病気と思っていませんか?実は誰にでもなる可能性がある病気なんです。
今は糖尿病になる方が世界的に増加傾向で、日本も例外ではありません。
日本では男性では約6人に1人、女性では約11人に1人が糖尿病にかかっている疑いがあると言われています。
では、糖尿病になるとどんな症状や違和感が体に起こり出すのか、また、放っておくとどんな合併症を引き起こすのかを説明していきます。

 

こんな症状には注意!心配な方はすぐに病院へ!

 

糖尿病は発症してもすぐには気づきにくい病気ですが、発症した初期には決まった症状がいくつか現れますので紹介します。

・尿の回数と量が増える

血糖値が高くなると、腎臓が血糖中のブドウ糖を排泄しようとするので、尿の回数や量が増えてきます。

・異常にのどが渇く

尿が増える事によって体の水分量が急激に減ります。
その為にのどの渇きを感じ出します。
また、尿中にタンパク質が多く含まれている為に尿に泡が立ちやすくなります。
そんな症状が出て糖尿病の疑いを持った方は、水分を摂る時にジュースや炭酸飲料を飲まずに、砂糖の入っていない飲み物を飲むようにしてください。
糖分の含んだものを多量に飲んでいると、糖尿病が悪化してしまいます。

・食事を摂っても痩せる

普通の方は食事をすれば、ブドウ糖は筋肉や細胞に取り込まれます。
ですが糖尿病の方は血中のブドウ糖を上手に体に取り込む事ができません。
その為にカロリーが不足し、その不足分を脂肪や筋肉がエネルギーとして消費される為に痩せる事になります。

・体がだるかったり疲れやすかったりし、眠気を感じる

全身がエネルギー不足に陥っている為に、常時体にだるさや疲れを感じます。

いくつか紹介しましたが、糖尿病の特徴的な症状になりますので、該当する場合はすぐに病院へ行って検査するようにしてください。
糖尿病は治療が早ければ早い方がいいです。

 

糖尿病が進行した場合の合併症と症状

 

糖尿病の初期は気づきにくいと説明しましたが、そのまま放置して合併症が出てくるとまた新たな症状が出てきますので紹介していきます。
糖尿病によく見られる合併症として「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」の3つがありますので、説明していきます。

・糖尿病神経障害

糖尿病が続くと末梢神経に障害が現れます。
この症状は比較的早い段階で起こる合併症で、自覚症状としては手足のしびれや感覚が鈍ってきたりします。
また、目の痙攣や顔面の神経麻痺、さらに体のほてりや吐き気など、知覚神経・運動神経・自律神経の様々な神経に対して障害をきたします。

・糖尿病網膜症

血糖値の高い状態が続くと網膜が損傷して、視力が弱まったり失明したりします。
初期段階での自覚症状はないので、注意が必要です。

・糖尿病腎症

腎臓の毛細血管が損傷して、尿が作れなくなります。
この合併症になると、老廃物の排泄ができない為に、人工透析が必要になります。
これは週に2,3回行わなくてはならず、日常生活にも大きな影響を与えます。

 

糖尿病に一番の治療は生活習慣の改善

 

糖尿病の予防は食事や運動に気を付ける事で、これは糖尿病の診断を受けた後も同じです。
糖尿病は生活習慣病ですので、発症しないように普段から規則正しい生活を心がけましょう。
また、発症しても初期段階であれば正しい治療を行えば普段通りの生活ができます。
リスクを感じている方は、糖尿病の初期症状を見逃す事なく、少しでも異変に感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

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